2004年10月15日

三河(ミカワじゃない)の街、パッサウ〜閘門に興奮!編

平日には毎朝、何度となく開催される階段駆け上がりレース。
エレベーターを使わない偏屈な人のみに参加権が与えられる。
コース幅が狭く余程の速度差がなければ抜くのは困難だが、参加者はみな健脚自慢なので実際に順位が入れ替わることは少ない。
たまに息切れして失速する人が出るので、コーナーで外側から被せるように抜くのが爽快!
地下鉄駅の改札(地下1階)からスタートし、それぞれの勤務先を目指す。僕は4階勤務なのでそこがゴールだが、さらに上を目指す鉄人もいる。
パッサウのドナウ河畔・市庁舎前には桟橋が並んでいて、100km先のリンツに向かう船や、さらに遠くウィーンやブダペスト或いはアムステルダムなどへ向かう長距離航路のほか、お手軽な観光遊覧船にも乗れる。
そのひとつに25km下流のエンゲルハルツェル(オーストリア領)を訪れて再びパッサウに戻って来る遊覧船があって、目的地には17世紀に建てられたロココ様式の美しい教会があり、その内部に描かれたフレスコ画がハイライトだったりするのだが・・・個人的に特筆すべきは船が閘門を通ること。しかも往復で二度!
ヨーロッパに限らず大陸では水運も重要な移動手段であり、3週間もの旅程の贅沢な船旅パッケージツアーがあるほどだが、日本にはそれほどの大河が無く、また旅客船が人を乗せたまま閘門を通行する定期航路も無い。

hasihasi at 12:23│Comments(0)TrackBack(0)clip!de 

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